2016年9月6日火曜日

9/6-2

6:50朝の検診。血圧が高かつた。下が特に。「緊張してますか」と聞かれた。「緊張してる」と答へたが、緊張よりも不安であつて、こればかりは誰にも拭ひ去ることができない。
告知後、体の変化があつたり、それに伴ふ痛みもあつたが、癌で痛みが続くといふことはなかつたし、進行してゐるといふ自覚がないので、中途半端な感じだつたが、けふからはどんなに鈍感でも、嫌でも、逃げたくても、癌患者だと自覚するんだらう。これは本物の癌で、夢ぢやない現実で、避けられない事実で、わたしはその当事者なんだ、と。

0 件のコメント:

コメントを投稿