2016年9月16日金曜日

9/16-2

入院するまへに本から得た知識では、抗癌剤の治療に入ると一週間くらゐは副作用について調べる、検査する、といふことだつた。
なので毎日のやうに何かの検査があり、CTだつたり、骨シンチだつたり、MRIだつたり、点滴したり、注射したりの日々を想像してゐた。
しかし実際は抗癌剤の投与以前も以降も、検温と血圧の測定、尿と便の記録、血液検査くらゐで、それ以外は部屋でじつとしてゐることのはうが多い。ドセタキセル投与のときは別だ。
身構へてゐた分だけ拍子抜けしたやうな、この感染対策室に移つてからは更に、部屋から出ることもままならず、幽閉されてゐるやうな気分だ。なにもしてないワケではないが、疲れ易いので、大したことができない。投与後すぐの疲労感、倦怠感ほどではないが、やはり疲れ易いと思ふ。
さうさう、この部屋はシャワーがないのですよ。共同で使へるシャワーがあるんだけど、それは使用禁止。感染の恐れがあるので。
そしてテレビは有料。1,000円の専用カードで970分(16時間10分)見られる。1日4時間見たとして4日分ですかね。残つたら清算できるやうになつてる。1日250円。ここの部屋代は無料ださうなので、そのくらゐ安いものだ。
ところが、毎日、どこをまはしても豊洲の話でウンザリだよ。盛り土(みんな「もりど」つて言つてるけど「もりつち」ぢやないの、建築用語では「もりど」なんですかね)はそもそも都からの提案だつて、有識者とかのなんとか会議で出したもんぢやない、つて。なにそれ。←これはhiko7 Newsの記事だね。
因みに前の部屋は6,000円でした。テレビは無料、シャワー付きでした。

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